2013年11月7日木曜日

[僕の息子はカナダ人 4] 我流、楽しさを重視した息子への日本語教育 (バイリンガル教育の実践: grow up bilingually)

前記事でお伝えした「池端ナーサリースクール」にて卒業時に古い教材を売ってもらい、その教材を使って日本語を今は週に2,3回程息子に日本語を教えています。

今はひらがなの読み書きですね。まずはひらがなをきちっとやって、ゆくゆくは漢字もそして数学も同時にしっかりと教えたいと思っています。
なかなか上手に書いてるでしょ?まぁ簡単なひらがなばかりですけども。。。
息子がひらがなを上手に書けたらアホみたいに褒めてあげます。「すごいなー!上手に書けたなぁ!この「つ」なんかめっちゃ綺麗!」そして息子とハグ。4歳にしては本当に上手に書くなと素直にそう思う(ほんと親ばかですいません。。)ので自然とそうなるのですが、全部書けたら必ず僕は100点満点をあげます。100点か0点か、そのどちらがいいかもちろん息子はわかっていてそれが彼のモチベーションとなっています。

息子にひらがなを教えていてわかったのは息子は「ほ」「ま」「は」「よ」や「と」「つ」そして「ち」「ら」が同じように見えるようで時々混同します。そんな時はこの公文のひらがなカードを使います。母親と妹が日本から来た時に持ってきてくれました。これがとってもいいです。
くもんのひらがなカード。
とってもお気に入りの教材です。
弱い文字を集中してフラッシュカードのように見せ、わからなければひっくり返してその文字が入った絵を見せる。「ほ」であれば「本」の絵と「ほん」とひらがなで書いてあります。その絵を見せると息子はすぐに「ほ」と読むことができますが、何回か繰り返していけば混同しているひらがなも読めるようになってきます。反復が大事ですね。

息子は僕がフラッシュカードやってみせると「次は僕がやる!」と息子がやり出します。息子が先生で僕が生徒。そこで僕は息子の苦手なひらがながきたらわざとわからない振りをします。そしたら息子は僕の真似して「ヒントいる?」と聞いてきます。「いるいる!」と言うと息子は苦手な文字をどう読むか自分で考えます。その考えるプロセスが大事で一人でブツブツ言いながら考える息子。それをみるのがとても楽しい。

でもこの教材には弱点があって濁音や半濁音のカードがないこと。これらもしっかりと教えなければなりません。例えば「へ」の裏には「へび」という単語と絵が書いてありますが、それをわざと僕は「ぺぴ!」と言ってやります。すると息子は大笑い!僕も一緒に大笑い。「あっごめんごめん、ぺぴちゃうわベびや、いやーへぴかな?」と言って更に笑いを誘います。こうすることで楽しくひらがなそして濁音と半濁音の違いや音、発声の仕方を教えることができ、それらを楽しく覚えていってくれたらと思っています。

「楽しく教える」これが僕の教育方針です。楽しくないときっといつかお互い挫折するでしょう。教えながらどうすれば息子が笑って学ぶことができるか常に考えます。楽しい気持ちを味わえば自然と自らやりだすでしょう。それがさらなるモチベーションに繋がる。僕自身も楽しくないと続かないかもしれませんしね。

まだまだ書きたいことはあるのですが、今日はこの辺で。また次回はこの日本語教育の続きや息子から僕自身が学ぶことなどを書きたいと思います。

ありがとうございます。

参考文献はこちら:ひらがなカード 第2版―0歳から

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