オリバージェファーズ氏の絵本を勝手に翻訳しました。 寝る前にいつも読み聞かせてます。もちろん日本語で。 |
そう思う理由はいくつかあって、
1.僕の第一言語が日本語であるので日本語の方が僕の考えを彼に伝えやすい
2.たとえ日本語であっても英語以外の言語を習得できれば彼の人生の選択肢が多くなる
3.僕が浸ってきた素晴らしい日本文化を彼にも深いところで経験、理解してもらいたい
4.日本の僕の家族(僕の両親や兄弟、親戚、従兄弟)と彼が会話ができないと特に僕の両親が悲しむ
というような思いというか考えで息子にはなんとしても日本語を習得してもらいたいと考えています。こういった気持ちは彼の誕生前からあったので胎教で話す時は全て日本語でした。上記の僕の日本語教育の思いは彼がお腹の中にいた時からちゃんと伝えています。
彼が3歳になった時にカナダ日系文化会館の横にありますトロントで日本語を教える幼稚園「池端ナーサリースクール」に2012年の夏に入園させることになりました。入園時に息子の日本語力を先生方が褒めてくださって、更に日本語教育に磨きをかけようと大きな励みになりました。最初2歳半以上のバナナ組に入りましたが、すぐに3歳以上のみかん組に上がり、さらに上のいちご組に入りました。
日本語で読み書きを教えるのはもちろんのこと日本のいろんな行事を通して子どもたちに日本文化を伝え、また美味しい日本食の給食がとても魅力的な学校でした。通わせる前から息子の日本語の発声力はすでに大きかったですが、通わせてからはさらに日本語発声が強くなり非常に頼もしく感じました。
今息子が4歳になってパブリックスクールに入校できるようになり、僕としては最後まで池端ナーサリースクールに通わせたかったのですが、彼のアイデンティティはまずはカナダで培われるべきです。カナダこそが彼の母国でありアイデンティティを構築できる土台となるべきものです。となるとカナダの文化に触れさせ、英語もしっかりやっていかないといけません。
それで今彼は英語だけの学校に通っているのですが、やはり今は英語力が強くなってきました。人によっては2つの言語を混同して教えるとどっち付かずになりどちらも身につかなくなると言う人もいます。でもカナダに長く住まれて多くのバイリンガルを見てきたある人が言うには、バイリンガル環境で育った子供は、小さい頃は混同がみられ学力もそれほど大きく伸びないけども、高校生くらいになると単言語で育った子供よりも飛躍的に大きく伸びた子供たちを沢山見てきたと仰っていました。
この話はバイリンガル教育を実践する僕にとって大きな支えとなっていますが、僕の息子もそうなるよう毎日英語環境に浸る彼にどうやってここカナダで日本語を教え習得させていくか。その方法や実践していることをまた次回に書きたいと思います!
ありがとうございます。
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