ところどころ白い点が見える |
毎日観察していると小さな変化に気が付きます。こないだ葉っぱに小さな白い点がいくつかあることに気がつきました。よく見るとそれが葉の上を動きまわっています。近くには蜘蛛の巣のようなものがあって調べてみるとスパイダーマイツ(Spider Mite)やRed Spider(レッドスパイダー)と呼ばれる「ハダニ」でした。
葉の裏にも隠れていないかチェック。この角度から見ると成長してると実感 |
スパイダーマイツは水に弱いようで流水で葉っぱを洗えば良いとのこと。早速やってみてしばらくしてまた観てみるとまだいます。今度はスプレーのノズルを少しゆるくして「ビシャー!」っとかける感じでやってみました。激しい雨に打たれるのも自然状態に近くて良いのかなとも思いながら。
少しの間このままで放置してみた |
葉っぱに水がずっと付いているのは良くないのでしばらく様子を見て葉に付いている水をすべて拭き取りました。まだそんなに葉っぱの数は多くないので白い点がある葉っぱは特に丁寧に拭き取っていきました。
イキイキとしている葉っぱたち |
まだそれでも油断はできません。一晩明けて観ても何匹か確認できました。でも思ったのが彼らもこのミニローズのお陰で生きることができるということ。実は小さな虫でも殺してはいけないと思っている僕はなんとか今の状態を維持しながらミニローズとスパイダーマイツが共存できる道はないものかと考えました。様々な農薬を使ってみたところでもしかしたら絶滅させることはできないかもしれなし、時には雨が降ってくるように自然に近い状態で育ててみてそれによってスパイダーマイツの増殖を抑制してみようかと考えました。「いやいやそんなことやってたらあんたのミニローズが死んじゃうよ」と声が聞こえてきそうです。どなたか良い方法があれば教えて下さいませ。
こないだ友人から面白い話を聞きました。あるTV番組で3人がそれぞれ違う種類の言葉をかけてかいわれ大根を育てるみるというもので、栽培環境は同じですが一人はいつも優しい言葉、「きれいだよ」とか「ありがとう」、「美しいね」といった言葉をかけて、もう一人は「バカヤロー!」とか「お前なんて生まれてこなければよかったんだ!」とかそういった類の言葉をかける。それで残りの1人が栽培するかいわれ大根には一切声を掛けない。無視をするといった実験でした。
それぞれどういった違いが出たと思います?優しい言葉を掛けられたかいわれ大根は非常にすくすくと本当に優しく育ちました。無視をされたかいわれ大根はあまり成長が良くなかった。そして驚くべきことに罵声を浴びて育ったかいわれ大根はその罵声に反発するように強くたくましく育ったということでした。
それを聞いて僕のミニローズには優しい言葉をかけつつも「スパイダーマイツに負けへんように強く育たなあかんで!」と時折力強い言葉をかけるようにしています。本当かどうかはわかりませんが、言霊という言葉があるように非科学的ですがきっとそういう効果はあるのではと思っています。子供を育てるのとまったく同じなのことかもしれません。いつも優しく接して時には力強く応援する。子育てについてはまた別の機会に書くつもりですが、お花の成長も子供の成長もこれからが本当に楽しみです!またお花の成長記録、レポートしたいと思います。
次回、3. 【カナダでミニバラの育て方3】綺麗な花が見事に咲いた僕のミニバラ です!
ありがとうございます。
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