2014年8月30日土曜日

セーリング(セールボート)初体験!

カナダは9月1日(月)がレイバーデイ(労働の日)で3連休。飛行機だけではなくいつか船も操縦してみたいという夢もありまして、この3連休の初日にセールボートに乗りその夢を少し叶えてきました。
場所はオンタリオ湖でトロント市内から少し南東にあるチェリービーチ(中華系スーパー、T&Tが近くにある)の側にボートスクールがあります。
朝9時45分からスタートで到着した時は少し曇っていましたが、風は穏やかでした。
地上で簡単な座学(グランドブリーフィング)を受け、ホワイトボードの後ろにあるボートに乗って操縦方法のシュミレーション。飛行機では格納庫(ハンガー)にある飛行機にのってシュミレーションすることを「ハンガーフライト」っていうんですが、この場合は「グランドセーリング」とでもいいましょうか、地上でシュミレーションすることは非常に大事です。

座学ではやり方、操作方法だけ学び詳しい理屈は教えてくれませんでした。大体想像できますがどうやって船が前に進むのかとか、下の写真では前のジップと呼ばれるセール(帆)はたたまれていますが、このジップの役目とかメインセールとの関連性、また船をターンさせるとき、風と具体的なセールや船の動きなど、もうちょっとそういうことを教えて欲しかったなと思いました。

しばらくしてグランドブリーフィングを受けている途中で雷雨が来ました。予報によると雷雨はすぐに通りすぎるということで、その間ロープの結び方などを学びました。
その後15分くらいでしょうか、雷雨が去って、実際に船に乗ってセーリング初体験へ!ホワイトボードに書かれていたように2つのブイ(マーカー)を目印に八の字を描くようにセーリングします。ボートには3人乗ってそれぞれが、ジップ、メインセール、そして舵を担当して、ローテーションで途中で交代。皆が各ポジションを体験できるようにします。

船をターンさせるとき操作方法は座学から学ぶのである程度できますが、舵取りと担当しているときは特にどうしてこうするとこうなるのかとつい考えてしまって、ぼーっとしているとメインセールのマストに頭がぶつかりそうになりました。舵取りをする人は船の縁に座って操作するのですが、そこだと完全に頭が当たります。もう少し上に取り付ければと思うのですが、おそらく上に付け過ぎると船のバランスが悪くなるんだと思います。

やってるうちに段々と慣れてきて最初はうまくできなかったターンも上手にできるようになってきました。メインマストを上の写真の用に角度を浅くするとスピードが上がることも体得し、穏やかな風でもかなりのスピードで進むことができるんですよ。もうそれは少し怖いくらい。セールボートってすごいなと思いました。

よし、これからもっともっとうまく八の字を描くように船をコントロールしようと思った矢先にレッスン終了。まぁそういうもんですね、慣れてきた時に終わりみたいな。
朝到着時。雲が空を覆っていて少し良い雰囲気でした。
水は結構透き通って綺麗でしたよ。
近くには沢山のセールボートが。いつか自分の船を所有してみたいです。

セーリング初体験でしたが、非常に楽しかったです。機会あればまた受けてみたいなと思いますが、9月になるとシーズンは終わりということでまた来年ですかね。飛行機もいいですが、船もいいなと思い、本当いつか自分の船を所有して自由気ままに航行してみたいなと思いました。いやーほんと楽しい体験でした!

それではまた!
ありがとうございます。

2014年8月27日水曜日

バーガーキングがティム・ホートンズを買収ですって。

アメリカのファーストフード大手のバーガーキングがティム・ホートンズを買収することになりティム・ホートンズもそれに同意したとのことです。これによって世界で3番目に大きいファーストフード企業となるようで、株式市場は熱狂してるとか。

この買収後バーガーキングは本社をカナダに移すと言っていて、それは税金を逃れるために本社を国外に移す「インバージョン(課税移転)」をするためという指摘があり、バーガーキングは否定してるみたいですが、節税になる可能性はあるようです。

またバーガーキングはティム・ホートンズのコーヒーメニューによって朝食市場でマクドナルドのシェアを奪うことができ米国外でティム・ホートンズの事業拡大も期待できるようです。そうなるとティム・ホートンズが日本に進出するということも近い将来あるかもしれませんね。

でも買収されてもティム・ホートンズはティム・ホートンズのままでいて欲しいです。以前ウェンディーズと合併してもそのままでしたからきっと大丈夫と思いますが。バーガーキングの本社をカナダに移すということはこれからはバーガー・キングがカナダの企業になるということですよね。メープルシロップ味のハンバーガーなどなんかカナダらしい商品を出したら面白いなとか個人的に思ったりしました。

バーガー・キングの店舗の横にティム・ホートンズの店舗が並ぶといったところが増えるんでしょうかね。買収を悪い方向に考えずに良い事、良い経済効果があることを願いながら、ティム・ホートンズにはこれからもカナダ文化の象徴として頑張って欲しいと思います。

ありがとうございます。

2014年8月14日木曜日

息子と二人で魚釣りデート。トイレに行きたいとおんぶでダッシュ!

カナダでアウトドアしよう!カナディアンカヌーで釣りを楽しむ!で子どもと魚釣りすることは良いということを書きましたが、またこないだ今度は息子と2人だけで釣りへ行きましたので少し書きたいと思います。
前回行ったオレンジビルの少し手前にあります、ケンウィランズというところです。トロントから北西に約1時間くらいで行くことができます。このコンテナの中がお店になっていてそこで入場料5ドルを払います。5歳の息子は例のごとく無料です。

ここは大きな池が2つあって、メインの入口を行くと分かれ道があります。
僕らは左へ行って、最初のピクニックテーブルがあるところから釣りを楽しむことにしました。
水面が鏡のように反射してとても綺麗。風も穏やかでした。
少しデッキが出ていていい感じでしょ?今回はカナディアンカヌーからではなくここから。

到着した時はまたお昼近くだったので息子は早速お弁当を食べました。ごま塩のおにぎりと焼き肉(野菜炒め)とバナナ。またシンプルですけど良く食べました。僕はその間釣りの仕掛けをセット。日本に帰った時に親戚から新しいタックル(ルアー)をもらいました。今回もライフバイツ(生餌さ)を買いました。

さぁお腹いっぱいになって、いざフィッシング!
スパイダーマンのクロックスとスパイダーマンの釣り竿でゲット!
なんと息子はまた一投で魚ゲット!センスあるぅ!

僕も小さいのをゲットしましたが、もらったタックルでは釣ることができませんした。もう少し技量をあげないといけませんね。実は殆ど素人なんでタックルの動かし方が良くわかりません。ここは何回か来てますけど、まだ大きいのは釣れたことがないのです。。。でも子供には楽しいと思います。餌をつけて糸を垂らすだけで小さい魚が寄ってくるのが見えますから。入れ食いです。

息子はある程度魚釣りを楽しむと少し飽きてきて、また残りのおにぎりを食べたり、一緒に少しかくれんぼして遊んだりしました。
しばらくすると息子が結構お昼ごはんを食べたので、トイレに行きたい!としかも大きい方。でも僕ら二人だけで来たので竿と荷物を持って入り口近くにあるトイレに行かないといけません。でも折角得たこのスポットを取られちゃうのはとても残念なので僕は貴重品だけもって息子をおんぶして、ダッシュ!

つり場からトイレまで少し離れていたのでトイレが終わった後もおんぶして走る!少しヒヤヒヤもんでしたが、釣り竿や荷物はちゃんとありました。。。良かったぁ。。。

息子はおんぶや抱っこが大好きです。まぁ赤ちゃんの頃からたっぷりと抱っこして来ましたからね。抱き癖がつくからあんまり抱っこしたらいけないとか言いますけども、できるうちに沢山してあげたほうがいいと僕は思っています。息子がもう少し大きくなるともうそんなことはできなくなりますからね。またおんぶや抱っこすることで命の重さを感じることもできます。

なので僕自身できればずっと抱っこしていたいですが、でもさすがに5歳の息子は結構重たいのでずっとはできません。その時はちゃんと伝えます。「おんぶしてもいいけど少しだけね。お父さんもしんどくなるからなぁ。後はちゃんと自分の足で歩いてね。」と。それでもまたおんぶしてと言ってきたら、「そしたらゆうちゃん、お父さんおんぶしてよ。」といいます。そして息子の背中に覆いかぶさって少し体重をかけます。「どう、重たいやろ?」すると息子は理解します。おんぶって中々できないもんやなと。

小さい子供にダメなものはダメ的な感じで言ってしまうのもありかもしれませんが、僕は出来る限り説明します。たとえばおもちゃ売り場でおもちゃが欲しいと言ってきたら、これはすでに持っているおもちゃと似てるとか、ニセモンのトランスフォーマーが欲しいと言えば、これはにせもんやで。本物とちゃうからやめとことか。すると息子は結構さらっと諦めます。めちゃ素直なんですね。

でも時々買ってあげたりします。大きいおもちゃが欲しいと言えばそれは誕生日ときやクリスマスにサンタクロースが持ってきてくれるから、今はこの小さいのにしたらといって納得させて買ってあげます。あかん、アカンと言ってたら欲しい気持ちがどんどん大きくなります。でも挙句の果てにそれが手に入らないとなれば、夢や希望を持てなくなるんじゃないかと思うんです。

小さくてもおもちゃですからね、喜びます。夢や希望は願えばきっと叶うということを体感できると思っています。子供が出したいかなる信号もまずは受け止めてそれを子供が納得する範囲でしっかりと返してあげれば、感受性豊かな子供に育つんじゃないかなと勝手に思っています。これは赤ちゃんの時も同じです。泣いてるということはなんらかのシグナルなのでそれを無視したら絶対にダメです。相手の気持ちが分かる優しい人間に育って欲しいと思います。


あれ?魚釣りの話からめっちゃ脱線してしまいましたね。すいません。。。

釣りを楽しんで家に帰り、夜は息子の大好きなたこ焼きを食べました。

釣りして、遊んで、おんぶされて走って、大好きなたこ焼き食べて、息子はぐっすりと眠りました。どんな夢を見たんでしょうか。僕にとってもきっと息子にとってもまた楽しい一日となりました。

こないだ、キャンプにも行ってきたので、次回はそのキャンプのことを書きたいと思います。

もうすっかり気温が下がって秋の兆しが心地良いですが、夏のキャンプの話を。


それではまた!
ありがとうございます!

2014年8月7日木曜日

カナダの独占航空会社?エアカナダ。初就航便AC005、トロント発羽田行きに乗ってみた。

またずいぶんと更新してませんでしたね。【僕の息子はカナダ人11】5歳になった息子。ライオンキングのシンバのように。でもお伝えしましたが、7月1日に日本に帰国しまして少し長い休暇からまた再びカナダに戻ってきました。

日本の夏休みは7月19日からでしたので息子を僕の兄弟(姉と2人の妹)の子供たちと遊ばせるには19日以降に帰れば良かったのですが、7月1日に帰国した理由は、エアカナダが7月1日にトロントから羽田へ行く初就航便を出すということでそれに是非乗ってみたいと思ったのです。完全に個人的な大人的な理由で帰国日を選びました。。

飛行機好きな僕ですから、やっぱりそういうのに惹かれてしまうんですね。。しかもボーイングの最新機種B787ですよ。通称ドリームライナーです。まだ乗ったことないのでこれはもう乗るしかないでしょう。かなり前から予約して7月1日を楽しみにしてました。しかも今回は少し奮発して18番の席。18番はエコノミーの一番前の席でエアカナダはプレファードシートと言ってますが、バルクヘッド(圧力隔壁)が目の前にある、足をおもいっきり伸ばせる非常に快適な席です。1席120ドルを追加することで確保できます。

時々エアカナダのサイトに行っては座席マップをみて念のため僕らの席がちゃんと確保されているかどうか確認してました。すると多分5月の中旬だったかな、ドリームライナーの18番の窓際は3席並んでいるのですが(左下B787)、それがある日突然2席(右下)になっていました。


調べてみるとなんとエアカナダ、結構前にB787の納入は終わっていたのですが、調整が間に合わなかったようで急遽B777、トリプルセブンに機種変更したのです!(トリプルセブンの18番の席は2つだけになり、Hは19番に下がりますが、これもプレファードシートです。)

でもエアカナダから変更しますよといった通知が一切ありませんでした。。折角初就航便でドリームライナーに乗れると思っていたのに。。。本当にがっかりしましたね。。。

でも依然羽田行きは変更なし。羽田への初の乗り入れ。きっとなにか搭乗ゲートで初就航便を祝う式典なんかがあって、記念品なんかもらえたりするのではと期待に胸を膨らませていました。

そして7月1日。待ちに待った日本帰国日です。約2年ぶりですかね。やっぱりワクワクしますね。しかも初就航便ですから。(ドリームライナーじゃないけど。。)チェックインを済ませ、いざ搭乗ゲートへ!
息子も飛行機に乗る前から首に枕をして行く気満々です!なんか愛らしいですよね。
勇ましくて本当にかわいい息子。

そして、なにか式典の準備してるかなぁとゲートに行ってみると、



めっちゃ、ふつーでした。。。なんもない。なんのサプライズもありませんでしたわ。。。

この飛行機の折り返し便(006便)が就航する際には式典が催される予定で、お笑いコンビ、はんにゃの金田哲(かなだ さとし)が式典にでて盛り上げるといったイベントがあると聞いていただけに、ホンマにがっかりしました。エアカナダ。。。というか日本だけなんですかね、こういう時に盛り上げるのって。機種変更に式典もなく、また記念品すらありませんでした。。。7月1日に帰ろうとした理由が。。。

まぁまぁ、それでも席はプレファードシートですから約13時間のフライトも楽ちんです。
足元広々!

ただバルクヘッドについたタッチパネル式のモニター、小さい息子だと手が届かない。。大人の僕でもシートベルトをしながらだと少々キツイですね。でも18番の席は機内サービスが一番最初に運ばれてくるというのもいいです。とりあえずエアカナダ羽田行きの機内食の写真を。


ビーフ(牛丼?) or

チキン(パスタみないなものと一緒に)
お夜食にはカップヌードルとサンドイッチ
朝ごはんにはお粥でした。
機内食のお味はご想像にお任せいたします。機内食もなんら特別なことはなくふつーでした。

カナダへの帰りはB787が間に合ってドリームライナーで帰ることができました。新しい機材だけあってすべて新品。B777ではタッチパネル式のモニターの反応が悪かったですが、ドリームライナーではそれは改善されてました。ただiPadのような感じではないです。機内の照明が時間によって青や緑に変化したり、機内の湿度がUPして特別なフィルターを通して機内に空気が入ってくるので綺麗な空気の中フライトを楽しめます。でも僕は正直その違いを感じることはできませんでした。。

羽田便は都内とか特に横浜に住んでいる方はお勧めですね。成田と比べれば家までめっちゃ近いでしょうね。でも僕らのような大阪とか地方に行く方は羽田空港内での乗り継ぎが大変かもしれません。羽田空港は意外に大きくて、国際線ターミナルから国内線ターミナルまでバスで15分から20分はかかります。成田のそれと比べると少し遠い気がしました。

トロント-成田便は閑散期の10月中旬に一旦無くなってまた春先の繁忙期に就航するといったスタイルを取るようです。カナダにはエアカナダの他に、ウエストジェットやポーターエアラインといった航空会社がありますが、日本へ行ける能力をもっているのは今のところこのエアカナダだけです。バンクーバーからはANAやJALが乗り入れているので、トロントにも日本の航空会社が来て欲しいですね。

このブログではカナダでのことを書きたいので日本でのことは書きませんが、日本の家族、姪や甥はもちろん英語がわからないので英語の発言が多かった息子は自然と日本語のみで発言するようになっていきました。カナダに帰ってきてからも変わらず僕と日本語で会話しています。これからどうなるかわかりませんが、是非このまま日本語を更に理解して話していって欲しいと思います。彼の日本語力を上達させるためにやはり定期的に日本に連れて行かないとなと思いました。また息子の成長のことは別の記事にて書きたいと思います。

それでは、また!
ありがとうございます!