日本語のインプットさえできればきっといつかアウトプットもそんなに苦労することなくできると考えていて、ここで息子が分かっていないからといって僕が英語で話したら多分もうアウトでしょう。わからんものはわからないなりに息子の頭の中で色々と考えられると思っています。
難しいことを言う時は多少躊躇しますが、難しい言葉もちゃんと使って僕は彼に日本語で話します。難しいからといって彼の頭に一度もインプットされなければいつまでたってもその話、言葉はわからないまま。難しいものこそ今のうちに沢山インプットさせるべきだと考えています。
不規則ですが、いまもちゃんと日本語を教えていて前記事で紹介した「ひらがなカード」で遊びながら学ばせたり、ひらがなの書き方、最近はカタカナも教えています。7月に日本に連れて帰るので彼の日本語力がまたどのくらい復活してどのくらい吸収するのか楽しみです。
それで今日はそんな息子の5歳の誕生日。彼がここカナダで生まれて早いもので5年が経ちました。やっぱり誕生日は特別な日です。彼がこの世界に生まれ落ちたことを精一杯祝ってあげないといけません。生まれてきてくれてほんまにありがとうと。
それで5歳の誕生日を祝うため、昨日家族でミュージカル「ライオンキング」を観に行きました。マンハッタンのブロードウェイでも世界中でも公演されている世界で一番人気があり、あのエルトン・ジョンも音楽で参画している世界No.1のミュージカルです。
劇場はトロントのキングストリートにあるウェールズ公妃ダイアナ(パリであの不慮の事故で亡くなった)の名を持つ 「プリンセス・オブ・ウェールズ」 駐車場が真下にあって上にあがるとそのまま劇場には入れます。 |
ライオンキンググッズが売ってある売店 |
ライオンキングのストーリーはみなさんご存知だと思いますが、動物たちの王国にシンバという男の子のライオンの赤ちゃんが生まれます。お父さんであり王のムファサは後継者となるシンバに王の心構えを教えていきます。でもシンバが王になることを望まないムファサの弟であるスカーが自分が王の座につくため、ムファサを殺し、シンバも王国から追放します。
追放されたシンバは絶望の中、「ハクナ・マタタ(No worries、気にするな、大丈夫)」という言葉をミーアキャットのティモンとイボイノシシのプンバァの2匹から教わって成長してきます。一方スカーの王国はそのころ荒廃して食べ物もない状態。シンバは助けを求めて王国を逃げ出してきた幼なじみのナラと偶然に再会し、王国の状態を知ったシンバは王国に戻る決意をし王国に戻ったシンバはスカーを倒し、王の座を取り戻すという物語です。
劇場は満席。根強い人気です。 |
僕が子供の時にこのライオンキングのミュージカルを日本で観た記憶があります。劇を観ていて思い出しました。特にシンバがスカーを倒し王の座を奪い返すシーンはとても感動しその記憶を確かなものにしてくれました。
息子はというと劇の第一部で疲れたようで、「家に帰りたい」と言います。「休憩のあと第二部があってあのシンバがスカーを倒すねんで」といってもあんまり興味ない感じ。
息子はというと劇の第一部で疲れたようで、「家に帰りたい」と言います。「休憩のあと第二部があってあのシンバがスカーを倒すねんで」といってもあんまり興味ない感じ。
売店を見るとポップコーンの他にアイスクリームが売ってありました。「おっゆうちゃん、アイスクリームあるで。あれ食べながら第二部みる?」と聞くと満面の笑顔が戻りました。
多少落ち着きのない時もありましたが、第二部も最後までちゃんと観た息子に「ゆうちゃん、賢かったなぁ。どんなシーンが良かった?」と聞くと、ムファサが殺されたシーンは怖かったし、シンバがスカーを倒すところが良かったと言っていました。
僕らはその後レストランで食事をして、家に帰り近所の友だちを呼んで息子の誕生日パーティーをしました。
義母が作ったゲーム「マインクラフト」に出てくるケーキ。 息子はマインクラフトにどっぷりはまっていてこのケーキをみてテンションMAXでした。 |
誕生日プレゼントにはやっぱりミュージカルの他におもちゃ。マインクラフトに出てくる「エンダーマン」というキャラクターのフィギュアやめっちゃ不思議で変なエピソードばかりある「Adventure Time」というアニメにでてくるキャラクターたちのフィギュアを妻からプレゼント。僕からはピアノ・キーボードをプレゼントしました。妻からの要望でピアノも是非教えてと言われておりましてプレゼントしたのですが、妻が欲しかったようです。
息子にとって幸せな一日になったかな。シンバのように素晴らしい友に出会い力強く勇敢に人生を歩んで欲しいと願います。
それではまた!
ありがとうございます。
0 件のコメント:
コメントを投稿