2018年10月17日に嗜好用のマリファナ(英語ではMarijuana(マリファナ)の他に、Weed(ウィード)、Cannabis(キャナビス)がよく使われます。)が解禁されました。2001年から医療用マリファナの仕様が合法化されていますが、娯楽目的の大麻を国全体で認めたのは、ウルグアイに続き2番めの国となります。
あれから早いものですでに半年以上が立ちました。当時解禁した理由としてはブラックマーケット、闇市場でこそこそと取引するのを解禁することでそういった取引がなくなり、青少年を違法な大麻から守ることなどが挙げられていました。僕たちが知らないところで闇市場が結構活発だったようで、簡単に未成年者などが大麻を入手することができていたようです。合法化することでポジティブな効果が期待できるとされていました。でも今そうったものが改善されたという声はまだ聞こえてきません。むしろこないだ知り合いから、タクシーの運転手が大麻をしていたらしくめっちゃハイでお釣りを要求しても、「これくらいいいでしょ~」みたいな感じで拒否されたという話も聞きました。。。
そして、解禁されて丁度1年後の2019年10月17日に、今後は公的な場にて大麻入り食品(デザートやクッキーなど)の販売を合法化すると先日公表されました。大麻入り食品の1回提供分に含まれるテトラヒドロカンナビノール(THC、大麻に含まれる有害成分で、幻覚作用や記憶への影響、学習能力の低下等をもたらします。)は10グラムまでとされているようです。大麻入り食品が合法なアメリカのコロラド州、ワシントン州、カリフォルニア州と比較してその10グラムまでというのは少ないと言っている人もいるようですが、もし子供が間違って食べてしまっても影響が少なくなるようにとの考えかもしれません。(ちなみに、カナダでは食品パッケージも子供が開けることができないパッケージを使用することを義務付けています。)
こういった制限が厳しいのと、合法大麻は闇市場で売られている大麻と比べると高いようで、安く取引できる闇市場壊滅には至らないのではとも言われています。
オンタリオ州、Smiths Fallsというところに「Canopy Growth」という大麻の研究や製品開発に取り組んでいる企業などカナダには大麻を製造、供給できる会社が結構あります。ゴールドラッシュならぬ、「グリーンラッシュ」と呼ばれ、カナダの大麻企業は世界の大麻研究・開発の中心になると期待されていますが、今の所まだどの企業も利益を上げていません。
でもこないだトロントのダウンタウンに新しいラーメン屋さんができたというので行ってみたら、その近くにあったとあるお店に行列が。もしかしてそのラーメン屋さんかな?と思ったら、「Hunny Pot」という大麻製品が売っているお店でした。行列ができるほどみんな興味があるのだなとちょっとびっくりです。
いずれはカナダでしか食べれない「ご当地マリファナラーメン(グリーンラーメン?)」などが出てくるかもですね。。。
ちなみに、カナダの国内線では乾燥大麻の持ち込みが30gまでOKですが、日本行きはもちろんのこと国際線では医療用を含み一切の持ち込みが禁止されています。アメリカ入国時も大麻を購入した、使用過去がある、大麻企業への関与などが認められたら、入国拒否される可能性もあるようです。
カナダでは合法化され、このように行列もできるお店もありますが、まだまだ行く先がわからない大麻事情でした。